高橋文哉と田中泯がW主演、加害者と被害者遺族の対峙を描くドラマ「告解」12月スタート

高橋文哉と田中泯がWOWOWオリジナルドラマ初主演を飾る「連続ドラマW 告解」が、2026年12月に放送・配信スタートする。「友罪」で知られる薬丸岳の小説をもとにした本作は、ひき逃げ事件の加害者と、愛する妻を奪われた被害者遺族の人生を通して、贖罪のあり方を問う社会派ヒューマンサスペンス。「半沢直樹」「東京サラダボウル」の金沢知樹が脚本を手がける。 高橋が演じるのは、飲酒していたにもかかわらず車で恋人のもとへ向かい、1人の老女をはねて死亡させた大学生・籬翔太(まがきしょうた)。その場から逃走した彼は逮捕され、懲役4年10カ月という実刑判決を受ける。やがて25歳で出所した翔太を待ち受けていたのは、刑期を終えてもなお消えることのない罪の重みを背負い続けなければならない過酷な現実だった。一方、事件により妻を奪われた法輪二三久(のりわふみひさ)は、探偵を雇ってひそかに翔太の行方を追っていた。そして身元を隠したまま、彼が暮らすアパートへと移り住む。田中が二三久に扮した。YouTubeでは特報が公開されている。 薬丸作品がWOWOWで連続ドラマ化されるのは、「連続ドラマW 天使のナイフ」「連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~」に続き、本作が3作目。演出は、WOWOWの「コールドケース」シリーズや映画「サイレント・トーキョー」の波多野貴文が担う。高橋は「籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人だと思います。そんな、何者でもない青年が今の自分と過去の自分と向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたらと思います」と役柄に触れ、高橋と初共演となる田中は「『告解』の時の内側で僕は自分の時を生きてみようと思った。歳を重ねるココロとカラダ、本名を田中泯と称ぶこの人生を『その人』が参入することになった。大変だったけれど、こんなにありがたいことはないのです!」とつづった。薬丸、波多野、金沢のコメントは後掲の通り。 「連続ドラマW 告解」は全4話で構成。WOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで届けられる。脚本担当には「ホーム スイート ホーム」の萩森淳も名を連ねた。 ■ 「連続ドラマW 告解」番組情報 □ 放送・配信情報 WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 2026年12月放送・配信スタート ※全4話 □ スタッフ・キャスト 原作:薬丸岳「告解」 脚本:金沢知樹 / 萩森淳 演出:波多野貴文 出演:高橋文哉 / 田中泯ほか ■ 高橋文哉 コメント WOWOWドラマに初めて出演させていただきます。WOWOWさんが描くドラマの雰囲気やテイストがすごく好きで、作品の世界に引き摺り込むお芝居の持つ力を改めて感じた瞬間がたくさんあります。今作、「告解」も僕にとってそんな作品になりました。 お話をいただき薬丸岳先生の原作と台本を読ませていただき、籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが本当に嬉しく、光栄でした。 籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人だと思います。そんな、何者でもない青年が今の自分と過去の自分と向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたらと思います。 それぞれのキャラクターが持ち得る感情をぶつけ合い、それぞれの想いが生まれていく物語です。 今作で籬翔太を演じる事ができて自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました。 翔太が選ぶ自分とは何なのか。ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらと思います。 ■ 田中泯 コメント 「連続ドラマW 告解」への出演のオファーが届いた。今回、台本を手にする迄の不安は何故か普通ではなかった。文字が語ってくれる僕が演じるであろう人物の人生を想い描き、思い切り自分の人生の歩みの側に「その人」を引き寄せる。「その人」になってみたいかどうか… それだけが僕が出演を受け入れる要件だ。結果、「告解」の時の内側で僕は自分の時を生きてみようと思った。歳を重ねるココロとカラダ、本名を田中泯と称ぶこの人生を「その人」が参入することになった。大変だったけれど、こんなにありがたいことはないのです! 法輪二三久が僕に与えられた託された役柄だ。先の戦争の敗戦の年に生まれた僕が、兵隊として戦争体験をした男の内側の言葉を声にする事が、多分、一番無謀な演技なのかもしれません。終戦日ほぼ5ヶ月前の1945年3月10日に生まれた僕は、限りなく多くの大人達から(だって子供の僕にとって全ての大人は戦争体験者ですから)話を聞かされ、まるで自分も戦争を体験したかの様になってしまった。戦争を生き抜いて帰還した兵士の物語は無限にあるのだろう。二三久も、重たい荷物のように他者に語らない物語をもち続け、認知症の波に揺すられながら、現在と過去の渦の中で翔太という若者が二三久のココロの中にカラダの内に一緒に生き続けることになるのです。期待に応えられるか! どうか楽しみにしておいてください。 ■ 薬丸岳 コメント 「告解」は飲酒運転によって人を死なせてしまった青年と被害者遺族の葛藤を描いた物語です。僕にとって思い入れの強い作品ではありますが、けっして楽しい話ではなく、むしろ重苦しい展開が続く物語なので、映像化には不向きではないかと心のどこかで感じていました。 それだけに高橋文哉さんと田中泯さんという僕自身も大好きな素晴らしい俳優さんをW主演に迎えてWOWOWで連続ドラマ化していただくことになり、驚きとともに大きな喜びを感じています。 WOWOWではこれまで「天使のナイフ」「悪党~加害者追跡調査~」と僕の作品を高いクオリティーで映像化していただいていますので、この「告解」も見応えのあるすごいドラマになるにちがいないと完成を心待ちにしています。 そして波多野貴文監督、高橋文哉さん、田中泯さんをはじめ多くの方々の力によって紡ぎ出されたこのドラマを通して、人が生きていくうえで大切な「何か」を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです。 ■ 波多野貴文 コメント 世代も個性も異なるお二人ですが、共通しているのは、台詞では語りきれない感情を、目や佇まい、沈黙で伝えられる俳優であることです。文哉さんには、罪を背負いながらも生きる青年の脆さと揺らぎを。泯さんには、長い年月、抱えてきた痛みと深い孤独、亡くした家族に再び会いたいと願う思いを胸に、生き続けてきた人間の執念を託しました。二人が向き合う瞬間、その間に流れる時間そのものを、ぜひ感じていただきたいです。 『告解』は、罪を犯した人間と、愛する家族を亡くした人間が、それぞれの時間を生きながら向き合う物語です。罪はなかったことにすることはできません。その過去を抱えたまま生きていかなければならない。罪を償うとは、向き合うとはどういうことなのか。二人の男は、それぞれの思いを抱えながら、ひとつの場所で向き合うことになります。その先に何が待っているのか、ぜひ最後まで見届けてください。 ■ 金沢知樹 コメント 薬丸岳さんの原作が持つ、人間の罪や後悔、そして赦しという重いテーマを大切にしながら、映像としてどう届けるかを考え、スタッフ一丸となり、脚本に挑みました。登場人物それぞれの感情が簡単に割り切れないところも、この作品の大きな魅力だと思います。そして波多野監督が九州出身で同じ歳ということもあり、ハードな作品ながらとても楽しく作ることができました。原作を読まれた方にも、初めて触れる方にも、ぜひ最後まで見届けていただけたら幸いです。

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