インターネットオークションに架空の車を出品して現金をだまし取ったとして、20代の男2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島県呉市の会社員の男（23）と宮城県山元町の無職の男（22）です。 2人は去年3月18日ごろ、インターネットオークションに架空の車を出品し、落札した熊本県和水町に住む30代の男性に現金 約400万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと会社員の男が出品を担当し、無職の男が現金を引き出したとみられています。 被害者の男性は、現金を振り込んだ後に連絡がとれなくなったことから警察に相談し、警察が振込先の口座番号などの捜査を進めていました。 警察の調べに対し、2人は容疑を認めた上で、指示役の存在をほのめかす供述をしているということです。警察は、別に指示役がいるとみて捜査を続けています。