声優の上坂すみれ氏の所属事務所「ボイスキット」は14日、上坂氏に危害を加える旨の予告を含む、極めて悪質な脅迫メールが複数送付されたとして、警察に捜査を依頼していると発表しました。 同事務所は翌15日にも、「9月27日までに複数名で誘拐し、殺害する」といった内容を含む、具体的かつ悪質な殺害予告が確認されていると発表しました。上坂氏の現住所を把握しているとする内容や、自宅付近での誘拐を示唆する内容も含まれているとのことです。 また15日夜には、上坂氏のSNSアカウントにおいて、安全確保を最優先するため、当面の間、各種SNSで上坂氏本人による発信を控える旨が告知されました。 さらに、上坂氏が出演予定だった『京都国際マンガ・アニメフェア2026』への出演が中止となるなど、声優・タレント活動への具体的な影響も生じています。 著名人に対してメールなどで脅迫することは犯罪に当たり、刑事罰を科され得るほか、被害者本人や所属事務所に対する損害賠償責任も負う可能性があります。また、匿名で送信した場合も、発信者が特定されることは十分にあり得ます。 メールなどによる脅迫をした場合に、どのような法的責任が生じるのかを解説します。(弁護士・阿部由羅)