富山市が去年の国勢調査で、人口を実態より多く報告していた問題の続報です。関係者によりますと、総務省などが統計法に違反している可能性を含め調べていることが分かりました。 この問題は、去年行われた国勢調査について、富山市が総務省から「市の報告に誤りがあるのではないか」と指摘を受けているものです。 人口を実態より多く報告していたとみられます。 関係者によりますと、総務省などが富山市の報告について、統計法に違反している可能性を視野に調べていることが分かりました。 統計法では、国勢調査など国の基幹統計において真実に反する虚偽報告などをした場合、6か月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金となります。 過去には、2010年の国勢調査で愛知県東浦町が人口5万人を超えているように水増ししたとして当時の副町長らが統計法違反で逮捕されています。 富山市の藤井市長は今回の過大報告について「意図的だとは捉えていない」との認識を示しています。 藤井市長 「そういうことはないと思いますし、ないと信じたいですし、あってはならないと思います」 一方、総務省は過大報告が意図的だったかどうか含め、データを最終確認するため、今月に入って複数回、市を訪問しています。 国勢調査の確定した数値は、今月29日に発表されます。