【ベルリン時事】ドイツ検察は6日、対外諜報(ちょうほう)を担う連邦情報局のハニング元長官をスパイなどの容疑で逮捕したと発表した。 元部下の幹部を通じて大量の機密情報を得て、退任後の私的なコンサルタント業務に流用。外国機関に情報を漏らした可能性があるという。 ハニング氏は1998~2005年に情報局長官を務めた。独誌シュピーゲルは、捜査当局が、アゼルバイジャンの関係者に情報が渡った可能性を調べていると伝えた。今年3月まで情報局幹部だった元部下も逮捕された。 逮捕容疑は、10年~22年ごろ、元部下から金銭と引き換えに、約2000件の機密を含む内部資料を取得。これを基に他国の諜報員向けに分析報告書を作成するなどした疑い。