大阪・関西万博の工事を巡る背任事件で、「竹中工務店」の元所長(61)が7日、再逮捕されました。 竹中工務店の元所長・河井辰巳容疑者(61)は、去年6月、万博の工事を巡り、下請け業者に水増し請求させ、会社に約1093万円の損害を与えた疑いがもたれています。 河井容疑者は同様の工事で約1363万円の損害を与えた疑いで8月に逮捕されその後、起訴されています。 捜査関係者などによりますと、河井容疑者は、下請け業者と20年来の付き合いがあり、大屋根リングの落下防止柵の工事などの名目で、本来よりも高い代金を請求するよう求め、水増し請求の総額は6000万円以上にのぼるとみられています。 水増しした代金は河井容疑者の自宅や親族が経営するカフェの他、所有するマンションのリフォーム代金にあてられたということです。河井容疑者は先月11日付で竹中工務店を懲戒解雇されています。 警察は河井容疑者の認否を明らかにしていません。