北海道警察は2026年10月7日、札幌市東区の会社役員・加藤斉容疑者(50)を詐欺未遂の疑いで逮捕しました。加藤容疑者は2023年7月19日から8月1日までの間、日本政策金融公庫札幌北支店の従業員に、ウソの内容が記載された確定申告書控えの写しなどを提出し、会社の運転資金などの名目で875万円の融資を受けようとした疑いがもたれています。警察によりますと、加藤容疑者は融資の希望額に見合った事業があると見せかけ、売り上げの実態を偽造していたということです。日本政策金融公庫の従業員が、現金の取り引きが多いことを指摘したところ、加藤容疑者が申し込みを取り下げたため、融資には至らなかったということです。加藤容疑者は「日本政策金融公庫から875万円をだまし取ろうとしたことに間違いありません」と容疑を認めています。北海道警察は2025年10月、札幌市の会社役員ら5人を、日本政策金融公庫に対する詐欺未遂容疑で逮捕していて、警察が関係先を捜索していたところ、今回の事件が発覚しました。警察は匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」が関与している可能性も含め、共犯者や余罪について捜査しています。