光回線の競合他社に不正アクセス→顧客情報得て勧誘か 営業担当逮捕

競合する通信事業者のシステムに不正アクセスして顧客情報を不正取得し、その情報を使って自社側のサービスへの乗り換えを勧誘したとして、警視庁は、通信事業者代理店「オフィシャル」(埼玉県所沢市)の営業担当の2人を不正アクセス禁止法違反と不正競争防止法違反(営業秘密の取得、使用)の疑いで逮捕し、8日に発表した。2人は容疑を認めているという。 オフィシャルは、法人向け光回線サービスを提供する通信事業者の販売代理店。この通信事業者と被害事業者は競合関係にあった。 サイバー犯罪対策課によると、逮捕されたのは「オフィシャル」営業担当の向後愛容疑者(38)=埼玉県所沢市=と、大山未来容疑者(40)=同。2025年10月と26年2月、被害事業者のシステムで管理する顧客のマイページに不正アクセス。契約者情報や請求情報などの営業秘密を不正に取得し、顧客を自社側のサービスに勧誘するために使った疑いがある。 被害事業者側の警視庁への説明では、23年3月以降、約3700件のマイページに不正アクセスがあった。このうち約2500件がサービスを他社に乗り換えたことにより年間約1億8千万円の損失が出たという。 発覚のきっかけは、被害事業者から競合他社への契約変更が多数発生したことだったという。

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