作家の乙武洋匡氏が9日、自身のXを更新。歌舞伎町の「うにくん」こと佐藤光容疑者が逮捕されたという報道を受け、驚きと憤りをあらわにした。 この日、新宿歌舞伎町の「トー横」で「うに」と呼ばれていた佐藤光容疑者(25)を女子高校生のわいせつな動画を撮影したとして逮捕したと、テレビ各局が報じた。 乙武氏は、佐藤容疑者を過去に自身のYouTubeに出演させていた。報道を受けXを更新。「“トー横キッズのお兄さん的な存在”として紹介を受けた」と説明し、「人財版 令和の虎」で共演し、地元の子ども食堂で一緒に食事をしたこともあったという。 「だからこそ、本当に驚いているし、本当に呆れています」と心境を吐露。「報じられている内容が事実であれば、到底許されることではありません」とし、「何より、被害に遭ったとされる方々の尊厳の回復と心理的安全の確保が最優先されなければなりません」と訴えた。 佐藤さんは、歌舞伎町の「トー横」界隈に出入りする10代の若者たちから慕われていたという。乙武氏は「それだけに今回の報道を見て、私以上にショックを受け、裏切られた気持ちになっているのではないかと思います」とつづった。 一方で、これまで佐藤さんを信頼してきたことについては「後悔するつもりはありません」と明言。トー横に出入りする若者たちの中には「大人たちから期待されず、信頼されず、愛情を感じられず、歌舞伎町にたどり着いたという子も少なくありません」とし、「そうした彼らに期待を寄せ、信頼を示し、愛情を注ぐ大人の存在は、これからも必要だと思っています」と訴えた。 その上で「もちろん、そうしてまた裏切られることもあるかもしれません。それも覚悟の上です」と強調。「人間は、間違える。私もたくさん間違えてきました。それでも私に期待を寄せ、信頼し続けてくれた人々のおかげで、いまの私があります」と自身の思いを明かした。 ただ、今回の件については「未成年の子どもたちの尊厳が傷つけられた可能性がある以上、『ちょっとした過ち』『若気の至り』といった言葉で片付けられるものではありません」と指摘。佐藤さんに対し「しっかり反省し、自分の犯した過ちと向き合い、被害に遭われた方々に心からお詫びしてほしい」と求めた。 自身についても「これまでの佐藤さんやその他の若者たちに対する態度や接し方に改めるべき部分がなかったかを振り返り、再検証する必要があると思っています」とつづった。