イギリスの情報機関MI5の長官は、ロシアとイランが、破壊工作やサイバー攻撃などを組み合わせた「ハイブリッド作戦」の拡大を試みていると警告しました。MI5のマッカラム長官は13日、外国によるスパイ活動や破壊工作などへの対策に、冷戦時代を上回る資源を投入していると述べ、扱う案件数は過去10年間で4倍になったと明らかにしました。先月、イギリスの空軍基地付近で複数の男がテロを準備した疑いで逮捕された事件を含め、イランに関連する捜査などでは、過去1年間に国内で50人を超える逮捕につながったとしています。また、ロシアが依然として最大の脅威だと強調しました。さらに、AIの悪用による脅威を評価する「AI脅威評価センター」を今年、発足させたと発表しました。テロリストが偵察や攻撃の手法の改善にAIを利用しようとしていると説明し、生物兵器への悪用にも警戒感を示しました。