警視庁捜査1課は10月5日、同居していた交際相手の女性の遺体を宮城県栗原市の山中に遺棄したとして、東京都練馬区中村南のバー経営・三浦拓也容疑者(36)を死体遺棄容疑で逮捕した。逮捕容疑は9月28日、交際相手でアルバイトの室賀真歩さん(25)の遺体を、宮城県栗原市の花山湖周辺の山中に遺棄した疑い。三浦容疑者は「記憶にありません」と容疑を否認している。逮捕直後の10月5日、留置前診療のため署から出た三浦容疑者は、下を向きながらも上目遣いに周囲をうかがっていた。ただ、10月7日の朝、練馬署から送検のために再び報道陣の前に姿を現した三浦容疑者は、ずっと下を向いたままで、その表情はまったくわからなかった。「事件の発端は、室賀さんの母親が9月30日夕方、警視庁に『3日前から娘と連絡が取れない』と相談したことでした。警視庁が三浦容疑者の足取りや車の移動経路を追った結果、宮城県へ向かっていたことが判明。立ち寄り先などを捜査した結果、10月4日に栗原市の花山湖近くの道路脇・山中で室賀さんの遺体を発見したのです。現場は周辺に住宅がなく、山と木々に囲まれ、人通りも少ない場所でした。遺体は服を着た状態で、肩から頭部付近にかけてビニール袋がかぶせられていたといいます。発見時には目立った外傷はありませんでしたが、その後の司法解剖で、首を圧迫されたことによる窒息死の疑いがあることが判明しました。警視庁は殺人容疑も視野に、死亡した経緯を調べています」(全国紙社会部記者)三浦容疑者は逮捕前の任意聴取で、「(9月)28日の朝、仕事から帰ってきたら室賀さんはいなかった」「宮城には一人で行った」などと説明していた。だが、捜査が進展するにつれておかしな点がいくつも出てきたという。「当初は宮城へ行った理由について『車で酒の買い付けに行った』と供述していました。遺体遺棄現場近くに立ち寄ったことについては『景色がきれいだから湖へ行き、疲れたので温泉に入った』と説明していたそうです。防犯カメラなどの捜査では、三浦容疑者は9月28日夕方、遺体が見つかった花山湖付近を2回訪れた疑いがあります。その後、確かに近くの温浴施設にも立ち寄っていますが、滞在時間はわずか10分ほどでした。また、9月29日午前3時ごろに東京の自宅へ戻った際には、三浦容疑者が車から大型のスーツケースを降ろす姿が防犯カメラに映っていたそうです」(事件ライター)また、室賀さんが生きているように偽装工作をしていた可能性も浮上している。