ノーベル平和賞受賞者のピレイ氏「ネタニヤフ首相、ICCの法廷に立たされると確信」

今年のノーベル平和賞受賞者であるナビ・ピレイ国際司法裁判所(ICJ)臨時判事は、国際刑事裁判所(ICC)に対するトランプ米大統領の制裁を非難した。また、イスラエルのネタニヤフ首相が同裁判所の法廷に立たされる姿を見ることになるだろうと述べた。 ピレイ氏は14日(現地時間)、AFP通信との会見で、自身がノーベル賞を受賞してから数時間後に米国がICCに対する制裁を発表したことは偶然ではなく、「トランプ大統領が受賞できなかったことへの反応」だと述べた。同裁判所の判事を務めたピレイ氏は、トランプ大統領は国際法の教育を受ける必要があるとし、「独立した国際裁判所の業務を妨害することがなぜ違法なのか、法律顧問から説明を受けるべきだ」と語った。 米国は9日、ICCが戦争犯罪などに関連してイスラエルのネタニヤフ首相に対して逮捕状を発付したことを受け、同裁判所の運営を麻痺させる制裁案を発表した。トランプ政権は、同裁判所がネタニヤフ首相に対する逮捕状を発付したことを問題視し、同裁判所を「レンガ一つひとつを解体していく」と公言した。 ピレイ氏は、米国が制裁の名目として掲げるICCに対する改革は「遠回しな言い方」だとし、トランプ大統領が求めているのは「米国市民に対する捜査を行わないという約束」だと指摘した。同氏は、米国政府がロシアのプーチン大統領に対するICCの逮捕状発付を歓迎したのとは裏腹に、ネタニヤフ首相への逮捕状発付に対する米国の対応は「選択的であり、ダブルスタンダードに基づいており、間違っている」と強調した。 ピレイ氏は、自身のノーベル賞受賞を非難したイスラエル側に対しても反論した。これに先立ち、イスラエル外務省はナチスの宣伝担当責任者であるヨゼフ・ゲッベルスが、ピレイ氏の受賞の知らせに「地獄で拍手しているだろう」と論評した。また、ネタニヤフ首相はピレイ氏を「偏狭で頑固」だと非難した。 ピレイ氏は、「ゲッベルスは手に血を染めた人物であり、ユダヤ人だけでなく、私のような有色人種を含む数千人の死に責任がある」と反論した。さらに、国際社会にネタニヤフ首相を逮捕しようとする意志はないと認めつつも、ネタニヤフ首相に対する断罪を信じると述べた。ネタニヤフ首相が実際に国際刑事裁判所の被告席に立つ可能性があるかという質問に対し、「生涯を通じて様々な困難が克服される姿を見てきたので、最終的にはそうなると確信している」と答えた。チョン・ウィギル先任記者(お問い合わせ [email protected] )

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