那覇市の路上で男性2人に対して集団で暴行してけがをさせた後、示談を強要したとして、暴力団構成員などが逮捕されました。 傷害と暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県に住む五代目工藤会構成員の橋詰拓弥容疑者(38)ら7人です。 警察によりますと橋詰容疑者らは、去年7月、那覇市松山の路上で、面識のない30代の男性2人に対して、「殺すぞ、工藤會だぞ」などと暴力団構成員であることを示したうえで、殴る蹴るの暴行を加え被害者の男性1人に全治10日程のけがをさせた疑いが持たれています。 また、この際に一緒にいた東京都に住む暴力団幹部の永田尊重容疑者(45)ら3人が被害者の男性に対して「大ごとになっているから示談してくれ」などと威圧的に強要したとして、証人威迫の疑いで逮捕されました。 警察が事件のいきさつなどを詳しく調べています。