イタリアのミラノで18日、公共サービスの質の低下や生活費高騰に抗議するデモ隊の一部が暴徒化し、投石や商店の略奪を行って警察と衝突した。隣国フランスでも生活費高騰や公共サービスの悪化に抗議する数十万人がデモがあり、全土で約2400人が逮捕されるなど、近年で最も激しい抗議活動の一つが発生した。関係者がロイターに語ったところによると、中心部のドゥオーモ広場周辺でフードをかぶった数百人の抗議者が店舗の窓を割り、ごみ箱に火をつけた。これを受け警官隊が催涙ガスを発射し放水車を使用した。60人以上の抗議者が詳しい身元確認などのため警察署に連行されたという。17日にもミラノのほか、ボローニャ、ブレシア、ベルガモ、トリノなどの北部都市で同様の衝突が発生し、計28人の抗議者が逮捕された。2027年に選挙を控えるメローニ首相は暴力を非難し、19日に政府で対応を協議すると述べた。