詐欺に使われると知りながら電話番号を提供したとして、大分県警は、2人の男を詐欺ほう助の容疑で逮捕しました。 大分県警によりますと、千葉県市川市の伊藤大貴容疑者と江東区の宮田陽介容疑者は、インターネット回線を使った電話の番号を、詐欺に使われると知りながら何者かに提供した疑いです。 伊藤容疑者は電話転送サービスの会社の社員で、宮田容疑者もその会社の業務を管理する立場にあったということです。 この事件は2023年3月に発生し、大分県玖珠町に住む80代の女性が現金700万円をだまし取られていて、“受け子”とみられる男が詐欺容疑で逮捕されています。 同様の事件が全国で多発しており、大分県警は余罪についても捜査しています。