再審を左右「証拠の行方」 21年前に起きた強盗殺人「神戸質店事件」で無期懲役も無罪主張 現場付近の防犯カメラに「走り去る男の姿らしいもの」 検察側「画像は粗く使い物にならず返却」説明も 弁護団が疑義

21年前の強盗殺人事件のやり直しの裁判=「再審」の請求を巡って、重要な証拠を巡る疑義が明らかになった。「すごい遠い所の防犯カメラに映っている人だって有罪立証に使うわけですよね。にもかかわらず、押収もせずに『返しました』というわけ。我々からすると、えらい普段の捜査と違いますなと」(川崎拓也弁護士)会見でこう話したのは、強盗殺人罪で無期懲役の刑が確定し、現在、大阪高裁で再審を開始するかどうかが審理されている緒方秀彦受刑者の弁護団。「本当はあるんじゃないか」弁護団が疑いの目を向けるのは、事件当日のものとみられる現場周辺の防犯カメラ映像だ。しかもそこには、現場付近から「走り去る男の姿らしいもの」が映っていたという。

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