松井氏が巨人監督就任 長嶋さんつけた背番号90 能美出身 「ふるさとに戻ったつもり」

プロ野球巨人は23日、新監督に日米通算507本塁打をマークした球団OBの松井秀喜氏(52)=能美市出身=が就任すると発表した。松井氏は東京都内のホテルで就任会見に臨み「ふるさとに戻ってきたつもり。ジャイアンツに新たな黄金時代が訪れるよう、ここからスタートしたい」と意気込みを語った。背番号は巨人入団時の恩師、故長嶋茂雄さんが初めて監督に就任した1975年から6年間背負った「90」に決まった。 米大リーグのヤンキースでも活躍し、「ゴジラ」の愛称で親しまれた。引退から14年、満を持して古巣の指揮を執る。 会見では昨年6月に死去した長嶋さんへの思いを口にし「正直この姿を見ていただきたかった。ここで(就任要請を)受けなくてはいけないと思った」と決断理由を語った。推定年俸2億円の3年契約で、今月30日の秋季練習からチームに合流する予定。 今季の巨人は阿部慎之助前監督が5月に長女への暴行容疑で逮捕されて辞任。その後は橋上秀樹監督代行の指揮でレギュラーシーズンを2位で終え、クライマックスシリーズはファーストステージで敗退した。 松井氏は能美市の浜小、根上中を卒業し、星稜高時代に注目を浴び、93年にドラフト1位で巨人に入団。背番号55を背負い、長嶋監督の下で主軸に成長し、本塁打王と打点王に3度、首位打者に1度輝いた。2003年に大リーグに挑戦。ヤンキースで09年にワールドシリーズ最優秀選手(MVP)に選ばれ、その後エンゼルス、アスレチックス、レイズを渡り歩き、12年限りで現役を引退。13年には長嶋さんとともに国民栄誉賞を授与された。 日本と米国でそれぞれ10年ずつプレーし、日本では通算1268試合で打率3割4厘、332本塁打、889打点。大リーグでは通算1236試合、打率2割8分2厘、175本塁打、760打点。

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