元KAT-TUNの田中聖(40)が、YouTubeチャンネル『高知東生とメンタルケアについて語る【たかりこチャンネル】』に出演。10月22日投稿の動画で、自身が薬物に手を出したきっかけなどを明かした。『たかりこチャンネル』は、薬物依存からの回復を目指す元俳優・高知東生(61)と「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子氏が、依存症問題やメンタルケアについて発信していくチャンネル。 今回出演した田中聖は、2017年5月に大麻所持で現行犯逮捕(不起訴処分)。22年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、同年6月に懲役1年8か月・執行猶予3年の判決が下されたわずか9日後、再び覚せい剤所持の疑いで逮捕。23年12月には懲役2年8か月の実刑が確定し、24年2月に収監。今年2月25日に長野刑務所から出所して、9月23日に刑期満了した。 今回の動画で田中は、NGなしで多くの質問に答えた。まず、薬物に手を出したきっかけを聞かれた際には「音楽の世界でやっているので(薬物を)使っている人とかもいるにはいるので、自分の中の規範意識のハードルが少し下がっちゃってた部分はある」とコメント。 田中は旧ジャニーズ事務所に所属していた時代は「一切そういうものは受け付けなかった」「やってる人がいたら、ぶん殴って“俺に近づくな”と言っていた」というスタンスだったが、2013年に独立して個人事務所で活動するようになってから、4桁万円の借金を作ってしまったり、パワハラを受けたりと仕事がうまくいかず、過酷な状況が続いたという。 そして、同事務所を退所する際に借金を返済しなくてはならなくなったが、コロナ禍と重なり仕事も減少。「3年ぐらい1日も休まず毎日20時間ぐらい仕事をして、毎日何かの締め切りに追われている状態でショートスリーパーじゃないけど30分しか寝てないときもあって、寝ないで仕事をするために、というのが一番(の原因)だったかもしれない」と話した。 また、「言い方がすごい語弊が生まれちゃうかも」と前置きしたうえで、「その時期は薬に助けられちゃってた」「救いがそれしかなかった」「その時を助けてくれていたものでもあったので……すごい複雑だった」と、当時の心境についてコメント。聞き手の紀子氏に「その一時期は、薬が救急救命ボートであり、それがあったから死なずに済んだ、みたいなところもありますよね」と言われると、田中は深く何度も頷いていた。 さらに、田中は2022年の覚醒剤事件で執行猶予付き判決を受けた後、わずか9日後に再び逮捕された際に何があったのかを聞かれ、「すべてなくなったという喪失感」と「何もかもなくなっちゃったな」という心境だったと回答。 最初の覚醒剤事件の際には薬物依存の専門家を訪ねたり、その流れで紀子氏の「ギャンブル依存症問題を考える会」とつながるなど自分なりに頑張ったものの、喪失感が大きすぎて、目の前が真っ暗になっていたという。