スマホやPCを見ない日はないからこそ、読書時間は余白を楽しむ〝心のリフレッシュ〟。読書から広がる世界を求めて、働く私たちがいま読むべき本をリストアップ! 書店員さんたちにテーマ別に、読者のためのおすすめ本を選んでいただきました!ある独特な視点から語られるディープな現実を見つめることで、逆に世界が広がることもある。今回のテーマは「ノンフィクション本」です。*****◆『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』 著/小倉ヒラク 角川文庫 ¥990(右上)文化人類学と発酵学を学んだ著者が生物学・文化人類学・哲学・芸術などの領域を横断しながら、微生物と人間の繫がりを説いた一冊。「発酵カルチャーのバイブルである本書。微生物の働きを追っていく没入感、発酵を軸に次々と展開される世界中の風土と歴史。それらが著者のリズミカルな文章で体感でき、発酵大国・日本に生きる私たちの視野を深く広くしてくれます」(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS・小島さん)◆『渇愛 頂き女子りりちゃん』 著/宇都宮直子 小学館 ¥1,870(左上)総額約1億5000万円の詐欺罪などで逮捕された〝頂き女子りりちゃん〟こと、渡邊真衣受刑者(当時被告)に迫ったノンフィクション。「面会や手紙で何度もやりとりを重ねた著者は、周囲から『被告に入れ込みすぎでは』と注意されるほど近い距離で頻繁に交流。被告の周辺の人間や被害者に会い、取材したことで見えてきた事件の全貌に、SNSやニュースだけでは知ることのできない確かな重みを感じます」(くまざわ書店西新井店・塩さん)◆『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』 著/二宮敦人 新潮文庫 ¥781(中央)入試倍率は東大の約3倍ともいわれ、天才の集まりとされる東京藝術大学。受験で肩を壊す/四十時間描きつづける/躍る打楽器奏者/卒業後は行方不明者多発… その未知なる生態に迫った、潜入インタビューをまとめたエッセイ。「独特すぎる学生生活や、芸術と真剣に向き合う人々の日常に迫る探訪記です。美術や音楽の知識がなくても楽しく読めて、自分の知らない世界の広さに驚かされます」(BUNKITSU TOKYO・牧野さん)◆『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』 著/キャスリーン・フリン 訳/村井理子 新潮文庫 ¥880(右下)38歳で名門料理学校を卒業した著者。年齢も職業もバラバラだが、〝料理が苦手〟という共通点がある10人の女性を集めて開いた無料料理教室の記録。「料理教室に参加した人はなぜ料理が苦手なのか、それぞれが抱える問題は十人十色。遅咲きの料理人である講師・キャスリーンの『失敗したっていい、変わるのに遅すぎることはない』という力強い言葉に励まされること間違いなし」(ジュンク堂書店池袋本店・市川さん)*****Oggi.jpでは、テーマ別・書店員さんイチオシ本をまだまだご紹介中!下のリンクからもご覧いただけます!