容疑者2人の共通点は“便利業” 山口・和菓子店の強盗殺人事件

今年8月、山口県で和菓子店の店主が殺害され、金庫や現金が奪われた事件で、25日、男2人が逮捕されました。創業100年を超える老舗和菓子店の3代目、齊藤一正さん(当時80)は、頭を鈍器で殴られて亡くなり、78歳の妻も頭蓋骨を折る重傷で、いまも入院中です。齊藤さんの長男「捜査1課の方から電話をいただいて『犯人、逮捕できましたよ』と。人目もはばからず、号泣してしまった」殴られた夫婦の第一発見者が長男でした。齊藤さんの長男「何で殺したか。80のおじいちゃん、ちょっと引っぱたいて、縛れば済む話。母も、あんなか弱い、細い体なのに。頭を陥没するくらいの力で殴るって」強盗殺人などの疑いで逮捕されたのは、村岡耕志浪容疑者(26)と大倉万輝容疑者(27)。2人は、中学時代の同級生で、仕事でも共通点があったようです。警察は、防犯カメラをたどる、いわゆるリレー捜査で容疑者を特定しました。村岡容疑者は、家族4世代で暮らしていたといいます。村岡容疑者宅の近くに住む人「(Q.近所付き合いは)全くない。あそこの家は全くない。(登校時の)旗当番でも 全然、時間になっても来ない。本当は、大人がついて、一緒に行かないといけない」村岡容疑者は、害虫駆除や鍵開けなどを行う便利業を経営していました。警察によりますと、大倉容疑者も自称・便利業です。一般的に便利業は、掃除や草むしりなど、個人宅に上がり込んで作業を行います。村岡容疑者の自宅は現場から50キロほど。広島市にある大倉容疑者の自宅は100キロ以上、離れています。現場となった美祢市にも別の業者が複数あり、齊藤さん夫妻が便利業を利用していたという情報も確認されていません。容疑者に心当たりがあるのでしょうか。齊藤さんの長男「ないですね。近所の人とか、知っている人じゃなくてよかった。ただ若い、26歳と27歳。家族や親とかもいただろう。言っても仕方ないけど、父も帰ってこないし、盗られたであろうお金も戻ってくるかどうかもわからない」これまでに容疑者2人は、同じ車で現場に来たとみられることがわかっています。警察は、認否を明らかにしておらず、2人が匿名・流動型犯罪グループと示す根拠も現時点で見つかっていないということです。

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