大分大学に約3400万円の損害を与えたとして、大分県警は27日、同大医学部名誉教授で医師の村上和成容疑者(68)を背任容疑で逮捕した。 逮捕容疑は2022年4月~23年3月、県内の医療法人の利益を図る目的で、検査料を支払わずに、大学の設備を使って約4500件の病理組織標本を作製させ、大学に約3400万円相当の損害を与えたとしている。 大分大の北野正剛学長は「捜査当局に全面的に協力してきており、今後も引き続き協力してまいります。本件を重く受け止め、厳正に対処するとともに学内に調査委員会を立ち上げ、事案の解明及び再発防止等に努めます」とコメントした。【岡田愛梨】