処分軽減だけでなく書類作成まで職員が代行か 元大洲市議あっせん収賄事件の初公判 愛媛県

廃棄物処理業者への処分を軽くするよう市に働きかけ、見返りに現金を受け取ったとして、あっせん収賄の罪に問われている愛媛県大洲市の元市議の初公判が27日開かれ、元市議は起訴内容を認めました。あっせん収賄の罪に問われているのは、元大洲市議の村上常雄被告です。起訴状などによりますと、村上被告は廃棄物処理業者、「肱北クリーナー」の実質的経営者、山下政彦被告から依頼を受け、ごみの不正搬入に対する処分を軽くするよう市に口利きし、見返りに現金100万円を受け取ったということです。松山地裁で開かれた初公判で、村上被告と山下被告はともに起訴内容を認めました。冒頭陳述で、検察側は、村上被告が、市の職員に対し「重たい処分になって仕事がなくなったらおおごとや」などと電話で迫り、市の職員は、影響力のある村上被告の機嫌を損ね行政運営に支障が出るのを恐れ、文書での注意にとどめたことを明らかにしました。さらに、業者側が作るべき報告書や改善計画書を職員に作成させ、村上被告が自ら業者に届けていたことも明らかにされました。村上被告は8日、ごみ収集の委託業務をめぐり、市の職員から非公表の価格情報を入手し、業者に伝えたとして官製談合防止法違反などの疑いで再逮捕されています。

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