沢村一樹“結城”と矢柴俊博“小林”の公安新旧対峙が圧巻 橋本じゅん“藤岡”と片桐仁“中内”が悲哀すぎると反響<ボーダーズ>

沢村一樹が主演するドラマ「ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班」(毎週金曜夜9:00-9:54、テレ東系/Leminoほかにて配信)の第2話が10月23日に放送。元公安でSCUのキャップ・結城(沢村)が現公安の小林(矢柴俊博)と対峙するシーンが圧巻。さらに被害者・藤岡(橋本じゅん)と被疑者・中内(片桐仁)それぞれの事情が悲哀すぎると反響を呼んでいる。(以下、作品のネタバレを含みます)■特殊技能を持つ5人が活躍する本格派警察サスペンス堂場瞬一氏の同名小説が原作の同ドラマは、加速度的に広域化・複雑化する現代社会の犯罪に対応するため設立された新たな部署「SCU(Special Case Unit/特殊事件対策班)」が舞台の本格派警察サスペンス。配属された異なる特殊技能を持つ5人のプロフェッショナルが、“境界線の事件”の解決に挑む。本ドラマでは原作5巻をもとにシリーズを構成し、エピソードごとに5人それぞれが中心となる物語を映像化していく。沢村が謎めいたSCUキャップ・結城新次郎を、高杉真宙が独自の観察力で事件の突破口を見つけ出す“特別な眼”を持つ元捜査一課の刑事・八神佑を、玉城ティナがノンキャリア女性初の刑事部長を目指す野心家・朝比奈由宇を、水沢林太郎がSCU最年少でIT技術のプロ・最上功太を、眞島秀和(第4話まで。第5話からは中村俊介)が卓越した判断力と格闘技術を併せ持つ綿谷亮介を、内藤剛志が警視総監でSCU直属の上司としてチームを支援する尾形巧を演じる。■中内、「Z」からの度重なる要求に会社を守ろうと画策銀行の立てこもり事件で殺害された小玉明夫こと藤岡泰(橋本)が、官庁や政府系のネタを暴露する「Z」に扇動され放火事件を起こした竹本雄太(酒井大成)らが出入りするマンションの賃借名義人だと判明。強制捜査に同行した朝比奈(玉城)と最上(水沢)によって、部屋にあったPCのなかに400万円を発見し、藤岡のアパートにも100万円が隠されていたことから、2つの事件に金銭が絡んでいるとSCUは見立て捜査を進める。そんなとき、藤岡を刺し殺した中内伸治(片桐)が勤めていた親日自動車がリコール問題について公表し、経済企業庁からも遺憾だと表明があったニュースについて朝比奈が報告。結城の指示で、八神(高杉)と朝比奈が中内を取り調べることになった。親日自動車がリコール問題を公表したと聞いた中内は驚き、本当のことを話し出した。エンジン開発部の専任部長だったという中内は、「Z」からメールでリコール隠しの中心人物だと指摘され、100万円を要求されたという。しかし「Z」の要求は1度では済まなかった。ゆすられ続けることを懸念した中内が、告発しようと警察に行ったとき、藤岡の指名手配書が目に入った。中内はすぐ「Z」が藤岡だと確信。呼び出し交渉すると藤岡は激怒し、中内は自ら交渉したことで事態が悪化してしまったことに打ちひしがれた。その後藤岡を追って銀行に入り、事件を起こしてしまったと続けた中内が、会社を守った気でいたと涙する姿が見ていてつらい。■小林、公安の存在意義のため藤岡をスパイから「Z」に格上げ「Z」が藤岡であることが分かったが、誰が藤岡に官庁や政府系のネタを流したのかが、大きな謎として残った。元公安の畑谷顕治(勝野洋)に話を聞いた結城は、公安の小林を任意で取り調べすることを決断する。結城が小林を待っていたのは、20年前に公安が藤岡のために準備したアパートの一室だった。結城は、畑谷が現職時にたくさんのスパイを飼っていて、藤岡もそのひとりだと話し出す。しかし藤岡は、デモ最中に警察官を1人殺して逃走。藤岡が逮捕されれば、公安の違法捜査がバレるため、資金と新たな名前を用意して逃走を手助けしていたと続けた。公安の存在意義のため、藤岡をスパイから「Z」に格上げした小林を「愚かだった」と話す畑谷の音声を冷静に聞いていた小林は、鼻で笑い認めた。しかし藤岡が恐喝を始めたことが想定外だったと、1年前の出来事を語り出す。説得していた小林に、藤岡は「捕まったら終わればいいだけだ」と、40年も逃亡犯として暮らしてきた気持ちが「お前に分かるか!?」とつらそうな表情を見せた。藤岡の暴走を止められなかった小林に、「どうするべきか…自分で決めろ」と言い放つ結城がかっこいい。■40年間逃げ続けた藤岡、会社を守ろうとした中内に「悲哀を感じる」の声元公安・結城が現公安・小林と対峙するシーンに「意外な事実が分かっても知ってたかのように飄々(ひょうひょう)と自ら取り調べを準備して追い詰める結城さんしごできすぎる」「沢村さんって、何気に『元公安』似合うな」「全く取り乱さず冷静沈着でいられんのカッコよすぎるだろ」「矢柴さん、とぼけたところなどかけらもなく、冷酷な公安役ですごく怖かったです」などの声が上がる。さらに被害者・藤岡と被疑者・中内の事情に「会社を守る為に藤岡を殺害したのに結局は無意味だった中岡の件と、公安の存在意義の為にZを作り上げたのに思った通りにならなかった小林の件、どちらも組織に守って貰えなかった悲哀を感じるね…」「中内は会社の不祥事に巻き込まれたうえにつけ上がって金銭を要求されておかしくなっちゃったね…会社からも見捨てられて皮肉」「社員一人に責任押し付けて、盾にもなってくれない会社のためにそこまでしなくて良いのに……」などと胸を痛める声も上がり反響を呼んでいる。◆文=ザテレビジョンドラマ部

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加