万博工事費水増し、背任罪で追起訴 竹中工務店元所長、604万円の損害与える 大阪地検

大阪・関西万博の関連工事を巡り、大手ゼネコン「竹中工務店」の現場責任者が、下請け業者に工事費を水増し請求させた事件で、背任容疑で大阪府警に再逮捕された同社の総括作業所長を務めた河井辰巳容疑者(61)について、大阪地検は28日、同罪で追起訴した。地検は認否を明らかにしていない。起訴状によると、令和7年6~7月、下請け会社の代表取締役と共謀し、工事代金を水増し請求させ、約604万円の損害を与えたとしている。地検は9月にも万博関連工事で水増し請求し、約1363万円の損害を与えたとして同罪で起訴した。その後、府警が万博のシンボル「大屋根リング」の工事でも約1100万円の損害を与えた疑いで再逮捕したが、この工事について地検は604万円を損害額とした。河井被告を巡っては、29日午前に大阪地裁で初公判が開かれる。

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