今年7月に奈良市の山の中で三重県伊賀市に住む母親と娘の遺体が見つかった事件で、母親を殺害したとして逮捕・起訴された男が、犯行前に結束バンドを購入していたことが警察への取材で分かりました。 起訴状などによりますと、奈良市の元会社員で無職の今北享宏被告・37歳は、今年2月9日から翌日までの間に伊賀市に住む池田園美さん(当時44歳)の自宅で、池田さんの頸部を結束バンドで締め付ける、またはその他の方法で圧迫するなどし、窒息させ、殺害したとされています。 警察の調べによりますと、今北被告は池田さんを殺害した後に、娘の莉園さんを殺害したとみられていて、「2人の遺体を一緒に別の場所に移動させ、ビニールシートにくるんだ」という趣旨の供述をしているということです。2人の遺体発見時、莉園さんの首のあたりにも結束バンドが巻きついていたということです。 その後の捜査関係者への取材で、今北被告が犯行前に県内のホームセンターで結束バンドを購入していたことが新たに分かりました。結束バンドは50本入りで、犯行に使用したとみられるものを除き、ほとんどが今北被告の自宅などから発見されたということです。