ベトナムを拠点に日本人を狙った特殊詐欺事件に関わったとして、神奈川県警は29日までに日本人の男ら6人を詐欺の疑いで逮捕しました。被害額は5億円にのぼるとみられています。神奈川県警によりますと、6人はことし5月警察官などをかたり、山口県に住む20代の女性に「あなたが詐欺グループの一味の可能性がある」などとうその電話をかけ、現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。ことし5月、ベトナムにある詐欺グループの拠点から逃げ出した関係者が、現地の日本大使館に助けを求めたことで事件が発覚。その後ベトナム当局がバクニン市にある拠点を摘発し、神奈川県警は現地当局から提供された資料などから6人を特定したということです。神奈川県警は、6人が電話をかける「かけ子」だったとみていて、このグループが全国で150件以上、被害総額5億円を超える詐欺事件に関与したとみて捜査を進めています。神奈川県警は6人の認否を明らかにしていません。