神戸市中心部の県道交差点で横断歩道を渡っていた歩行者ら3人が車にはねられ死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕された会社役員の男(58)=徳島市かちどき橋=について、神戸地検が鑑定留置を始めたことが29日、地検への取材で分かった。28日に始まり来年2月26日まで行う予定。刑事責任能力などを調べる。逮捕容疑は1日午後3時40分ごろ、神戸市中央区の県道交差点で、赤信号で停止中に何らかの原因で車を急発進させ、横断歩道を渡っていた神戸市東灘区の女子大学生(21)を死亡させ、30代と60代の男性2人に重軽傷を負わせたとしている。調べに対し「覚えていない。なぜ事故を起こしたのか分からない」などと話しているという。捜査関係者によると、容疑者の車の同乗者は県警に「(容疑者の)体調が急変し、突然発進した」などと説明した。