北海道・釧路警察署は2026年10月29日、北海道・釧路市内に住む60代男性が約1100万円をだまし取られる詐欺被害にあったと発表しました。警察によりますと、2026年9月5日、男性のスマートフォンに「新潟中央署刑事課のサトウ」を名乗る男から電話があり、「横領で逮捕した人が横領した金の一部をあなたに渡したと言っている」「このままだとあなたが逮捕されるかもしれない」「保釈金を払えば逮捕は免れる」などと言ってきたということです。その後、LINEで「新潟中央警察署捜査2課のウエノ」「検察官のタナカ」を名乗る男から連絡があり、保釈金として現金を指定された口座に振り込むよう連絡がありました。男性はその話を信じてしまい、9月5日から7日の間に「保釈金」として現金581万円を振り込み、さらに、9月16日から10月3日の間に337万円を振り込みました。その後も、保釈金を名目とした現金の振り込みを求められましたが、男性が「もう振り込むお金がない」と伝えると、消費者金融から借りてくるよう言われ、男性はさらに200万円振り込んでしまったということです。合計で現金約1100万円、15回にわたり、振り込みだまし取られました。男性は「逮捕から逃れられるのであれば」という思いから振り込みを続けてしまったということです。警察は、警察官を名乗る人物から金銭を要求された場合は特殊詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう注意を呼びかけています。