スペインの首都マドリードで28日、少なくとも68人が死亡した高速列車事故を受け、政権の退陣を求める極右団体が抗議デモを行い、警察と衝突した。運輸省の前には約500人のデモ参加者が集まり、一部が警察に瓶や発炎筒を投げつけた。警察は催涙ガスを使用し、デモ隊の強制排除に臨んだ。当局によると、この混乱によるけが人や逮捕者はなかった。事故は28日午前9時(日本時間同午後5時)ごろ発生。スペインの高速列車が停車中の列車に衝突した。欧州の鉄道事故としては、2013年にスペイン北西部で80人が死亡した脱線事故以来、最悪の惨事となった。今回事故があった路線では2026年1月にも、同じ運行会社による高速列車が絡む事故が発生し、46人が死亡している。