道路の真ん中を一直線に走る男。東京・中野区の時計店から4600万円相当の腕時計を盗んだ男とみられています。男は今も逃走中で、警視庁は窃盗事件として行方を追っています。胸に手を当てながら走る黒ずくめの男。その左手には腕時計のようなものも確認できます。この男、中野ブロードウェイの時計店から高級腕時計を盗んだとみられています。報告「(29日)午後9時すぎの中野ブロードウェイです。鑑識が到着したようです。警視庁の鑑識が到着しました。これから現場に入るもようです」事件が起きたのは29日午後8時ごろ。男は中野ブロードウェイの3階にある時計店を訪れると、店員にこう頼んだと言います。男「時計を試着させてほしい」警視庁によりますと、男は店員に頼んで壁側のショーケースから腕時計を取り出してもらうと…自分の腕につけ、そのまま逃走しました。盗まれたのはスイスの高級腕時計「オーデマ・ピゲ」1本。その値段は4600万円相当とみられています。店に入ってから男が逃走するまではわずか8分ほどでした。逃げる男を見かけ、110番通報をしたという人は…110番した人「地下で買い物していて、上に上がった瞬間(男が)走ってきた。歩いていこうとしたら(店員が)2階からバタバタ飛ぶように、『泥棒です』って」報告「時計を奪った男はエスカレーターをジャンプするなどして3階から地下1階まで逃げた後、中野ブロードウェイの外に出たとみられています」逃げた男はその後、東の方向に逃走したとみられています。110番した人「走るのでバタバタと、ゆっくり買い物するところでなぜ走るのか」中野ブロードウェイでは、今年8月にも今回とは別の1階にある時計店で窃盗事件が起きたばかり。ショーケースが割られ高級腕時計4本、あわせて4億円相当が盗まれました。この事件ではチリ国籍の男2人が逮捕・起訴されました。2人はヨーロッパなどで観光しながら窃盗を繰り返す「窃盗ツーリズム」をしていたとみられています。報告「いま、警視庁が中野ブロードウェイにある時計店に入りました。店舗内の防犯指導を行っています」この事件を受け、警視庁は中野ブロードウェイの時計店や宝石店に向けて防犯講習会を開催。今回、被害にあった店舗は参加していなかったということです。警視庁は窃盗事件として男の行方を追っています。