高市早苗総理が9月末に首相官邸で開いた「インテリジェンス(情報活動)機能の強化に関する有識者会議」の初会合で、対外情報力について「不可欠」と言明したことで「いよいよ海外で活動する、日本独自の諜報機関が誕生する」(政府関係者)との期待感が高まっている。国家情報局(NIA)が7月に新設されたことを受けて、自民党インテリジェンス戦略本部が8月、オシント(公開情報)やヒューミント(人的情報)、シギント(通信傍受情報)などを収集する情報活動のうち、スパイ小説をイメージさせるヒューミント活動を海外で実践する対外情報庁(仮称)の新設を提言しており、国会での論議が注目される。