県民の警察官 地域の安全と被害者支援に尽力する山形県警の警察官を紹介

山形県民の安全安心のために日夜、地道に活動している警察官を称える山形新聞・山形放送の「県民の警察官」受賞者4人の横顔を、2回に分けてお伝えします。1回目は、長井警察署・白鷹東駐在所の吉田健二警部補と、県警本部広報相談課の早坂隆警部補を紹介します。白鷹町の老人福祉センターでは、この日、荒砥地区の民生委員を対象にした月に1度の定例会が開かれていました。招かれていたのは長井警察署・白鷹東駐在所の吉田健二警部補(59)です。吉田警部補「最近は夕暮れも早くなっていて車を運転する際かなり見づらくなってきている本当に皆さん運転には気を付けてほしい」この会で吉田警部補が説明していたのは、主に交通事故にあわないための注意事項です。これらは民生委員を通じて各住民へと周知されます。民生委員「自転車に乗る機会は少なくなっているがヘルメット着用は努力義務と思うがどんなヘルメットでもいいのか」吉田警部補「やはり帽子では全然足りないヘルメットであれば工事用のものでも全然大丈夫 頭を守れる」吉田警部補は警備部門を長年渡り歩き、2019年からは交番や駐在所に勤務しています。白鷹町に来てからは山菜の盗難被害やクマ出没などに対応し、地域の安全確保に奔走しています。吉田警部補「地域の人の安全を守るというのは大事な仕事ですしやりがいがある」地域住民「最近クマはどうですか?」吉田警部補「今のところ出ていないこのまま出ないでいてほしいですよね」駐在所近くにある店を訪れ、防犯カメラの設置を呼びかけるチラシを配る吉田警部補。その際の地域住民とのコミュニケーションも欠かせません。吉田警部補「どうしても警察ってできれば近づきたくないあまり関係を持ちたくない部類の職業だと思われる垣根をなくしてフレンドリーになるべく地区住民に溶け込むような勤務態度を心がけている」住みよい白鷹町を目指して、吉田警部補はきょうも歩み続けます。県警本部広報相談課に勤務する早坂隆警部補(51)。1993年に警察官になった早坂警部補が長く勤務したのは刑事部門です。その経験を生かし、2022年からは犯罪被害者支援を行っています。早坂警部補「犯罪被害者と言っても境遇が違うのでその人に合った寄り添い方で支援していきたい」そんな早坂警部補が最も印象に残っているのは、2001年、旧羽黒町で当時51歳の主婦が殺害された強盗殺人事件です。早坂警部補「刑事になって一番最初の事件だったので何もできず書類も書けない状態で大きな事件が発生した」事件では、実行役の元暴力団員の男と中国人の男3人を含む合わせて8人が逮捕されました。その後の裁判で、元暴力団員の男らに無期懲役の判決が言い渡されています。早坂警部補「山形では前例のない凶悪事件だったので犯人を東京まで行って捕まえた。大変なこともあるが充実感を忘れずに今の業務にも生かしている」こうした事件のほか、オウム真理教の捜査にも尽力しました。第一線での経験が、犯罪被害者支援の原点です。早坂警部補「犯罪被害者と言われるが犯罪被害に遭わなければ普通の生活を送っていたはずの人。皆と同じように生活をしていた人たちなのでそれを忘れずに自然体で接するようにしている」早坂警部補はこれからも、支援を求める声に応え続けます。

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