自宅に呼んだ救急車の隊員に刃物突きつけ強奪 窃盗の現行犯で46歳男を逮捕 容疑者知る人は「“関わっちゃいけないオーラ”が…」 埼玉・久喜市

赤色灯を光らせ、ゆっくりと駐車場に入っていく救急車。 乗っていたのは、救急隊員ではなく46歳の男です。 自宅に呼んだ救急車を盗んだ窃盗の現行犯で逮捕されました。 調べに対し、男は「自分で病院に行こうと思った」と供述しています。 逮捕されたのは、埼玉・久喜市の職業不詳・平田浩史容疑者(46)で、平田容疑者は、20日午後7時前に「腹が痛い」と自ら119番通報。自宅に救急車を呼びました。 その後、処置を受けるも突然、ナイフのような刃物を手に持ったため、救急隊員は外に避難。 平田容疑者は、自宅前に止めてあった救急車に乗り込み、そのまま走り去ったということです。 防犯カメラの映像によりますと、平田容疑者が乗った救急車は、交差点に差し掛かって赤信号であったために停車。信号が青になるのを確認したあとに右折し、ドラッグストアの駐車場へと入っていったということです。 救急車は、信号を守り、ドラッグストアの駐車場に入る際も暴走せずゆっくりとしたスピードで、焦っている様子は見られませんでした。 その後、駐車場にパトカーが到着。警察官が、救急車の中で平田容疑者を発見し、現行犯逮捕しました。 平田容疑者を知る人は「とにかく怖い感じ。存在自体が怖い感じ。すれ違うとき、なんか言ったり、わーとかなんとかーとか何言ってるか分からない感じ。とにかく関わっちゃいけないというオーラ」「ちょっと変わった人なのかな。何回か救急車呼んでるからね」、「(Q. 合計で何回目?)知っているのはこれで3回目」と話します。 平田容疑者は当時、酒に酔っていて、調べに対し「勝手に乗り出したことには間違いない」と容疑を認め、「自分で病院に行こうと思った」と話しているということです。

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