1月25日(土)都内某所にて開催の『BreakingDown14.5』で、未定だったビンタ戦の『Power Slap』(パワー・スラップ)3試合が決定した。 ブレイキングダウンの朝倉未来CEOが、本日23日、自身のYouTubeチャンネルでパワー・スラップの対戦カードを明かし、なんと力士が参戦することとなった。また過去に逮捕歴のある要注意人物ダイスケと、テコンドー戦士襲撃騒動の問題児の誠が対戦するカードも決まった。 今大会では、日本初となる“パワー・スラップ(交互に平手打ちをし合ってダメージを競う)”が行われ、3試合が組まれている。すでにレオとシェンロンの危険すぎるマッチアップが決まっていたが、残り2試合を朝倉CEOが自身のYouTubeチャンネルで発表した。 1試合目は、力士の坂前由基が参加するという。朝倉CEOは「BD15オーディションに応募していた選手で、相撲取りの張り手、まわし、世界的にもバズると思います」と期待をかけた。 ちなみに坂前は、箕島高校から拓殖大学の相撲部に所属しアマチュア時代に入賞経験があるという。対戦相手は、ぶーちんという刺青だらけの不良に決定。力士と刺青不良の対決は、ビジュアル的にも世界から注目を集めそうだ。 もう1試合は、大阪喧嘩自慢のダイスケと九州喧嘩自慢の誠が激突する。ダイスケは、23年12月に行われた大阪の格闘イベントで被害者の顔面を殴るなどの事件を起こし、その後にお金を振り込ませた主犯格として恐喝容疑で逮捕された要注意人物。しばらくBDとは疎遠になっていたが、ここに来てまさかの参戦となる。 一方の誠は、BD11で松井健のセコンドにつき、試合後に相手のテコンドー王者・江畑秀範を襲撃し批判が殺到、炎上していた問題児。BD11.5でシモミシュラとの制裁マッチに出場し、誠が判定負けを喫した。 今回のパワー・スラップは、ダイスケ、シェンロンといった逮捕者に禊のチャンスが与えられた形になった印象だ。朝倉CEOは「殴られて欲しい人たちで組んでみました」と彼らをマッチメイクした理由を明かしている。 強烈な張り手を持つ力士の参戦、逮捕者の禊マッチ、話題豊富なパワー・スラップは、どんな結末を迎えることになるのか目が離せない。