《「9人の妻」との一夫多妻生活の悲しい結末》…占い師を名乗る76歳男が自宅で自殺…「王」を失った「ハーレムの館」の行方

9人の「妻」と「一夫多妻生活」を送り、女性への準強制性交罪などで公判中だった元占い師・渋谷博仁被告(76)が、判決の前日に東京・東大和市の自宅で死亡していたことがわかった。同居する女性がぐったりしている渋谷被告を発見して119番し、病院に搬送されたが、死亡が確認された。現場の状況などから自殺だったとみられている。 前編記事『定職に就かず、9人の「妻」と一夫多妻生活…自称占い師の76歳男が「ハーレムの館」で自殺するまで』に引き続き、死の直前の渋谷被告、そして「王」を失った「ハーレムの館」の様子を伝える。 渋谷被告が9人の「妻」と「一夫多妻生活」を送っていた「ハーレムの館」は白塗りの壁が印象的な三階建ての一軒家。駐車スペースには「立ち入り禁止」のロープが貼られ、敷地内に設置された3台の防犯カメラが自宅前の動きをしっかり監視している。散歩をしていた住民が明かす。 「あの家は猫を何匹も飼っていて、その猫が自宅前の路上に出てくることも多い。散歩しているときに猫を撫でていたら、中年女性が『どうかしましたか』と慌てて飛び出してきたことがありました。いつもはサングラスとマスクで素顔を隠していますが、よほど慌てていたのか、このときは素顔でした。それも驚きでしたが、それ以上に監視カメラで見られていることに気持ち悪さを感じました。『ずいぶん神経質だな』と感じました」

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