97人の新人警察官には涙と笑顔が 千葉県警察学校で卒業式

千葉県警察学校で1月27日、卒業式が行われました。 厳しい研修を乗り越えた新人警察官たちには涙と笑顔がありました。 東金市にある千葉県警察学校で卒業を迎えたのは、18歳から29歳の男女合わせて97人です。 県警創立150年の節目を迎えた2024年春に入学し、10か月間にわたり集団生活を送って、法律や逮捕術など警察官としての基礎を学んできました。 式典では、卒業生一人ひとりの名前が読み上げられたほか、卒業生を代表して鈴木優規巡査が「礼節を重んじ、仲間に対して思いやりを持つという警察官としての礎を築けました。誇りと使命感を持ち、職務にまい進することを誓います」と答辞を述べました。 卒業生たちはその後、警察官としての規律や装備品などを確認する「通常点検」に臨み、最後に担当教官から労いや激励の言葉をかけられると、涙や笑顔を見せていました。 卒業生たちは1月27日付で県内39の警察署にそれぞれ配属され、各地の交番などで勤務するということです。 卒業生は― 「千葉県で育ち知り合いや身近な人がいるので、生活を近くで守ることができるので頑張りたい」 「女性や子ども、高齢者が犯罪にあう件数を一件でも多く減らしたいと思い警察官になったので、そういった分野で活躍できる警察官になれるよう努力していきたい」

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