2月、多久市役所の課長が官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたことを受け、横尾市長は4日の定例議会で、「市民の信頼を確保するために全力で取り組む」と述べました。 【多久市 横尾俊彦市長】 「再発防止、並びに市民の皆さまの信頼を確保するために全力で取り組んで参る所存」 横尾市長は、4日に開会した3月定例議会で2月の官製談合事件を受けこのように述べました。 多久市では2月18日、公共施設の改修工事をめぐり、入札に参加する業者の情報を漏らしたとして、当時の総合政策課長梶原聖司容疑者(58)が官製談合防止法違反の疑いで逮捕・送検されました。 市は入札情報のアクセス権を担当部署などに制限するといった再発防止策を明らかにしています。 また4日は今年7月に開院する公立佐賀中央病院の事業費約7億2300万円を含む、総額約150億4000万円の新年度当初予算案など、29の議案が提出されました。