発生5日目の急展開 カメラが追った 緊迫!早朝の自宅突入から逮捕まで【長野3人殺傷事件】

事件発生から5日目での急展開。 容疑者逮捕となった26日をドキュメントで振り返ります。 26日午前7時ごろ。 バンキシャ佐藤龍ディレクター 「マンションの前にマットのようなものを複数名が今運んできましたね」 転落防止用なのか。 警察は突入前、巨大なマットを用意していました。 ここは矢口容疑者の自宅マンション。 事件現場となったJR長野駅前から東に直線距離でおよそ3キロの住宅街にあります。 近所の人は 「チェーンソーの音が聞こえたんだよね。だから木でも切っているのかなって。朝早くからやっているなって思っていたら、ボンって音がした。破裂音みたいな。爆発するような」 こちらは、チェーンソーのような音がした後の午前7時19分に、建物の反対側から撮られた写真。 マンションの外廊下には工具のようなものが置かれていました。 近くには捜査員とみられる人の姿も…。 そして、閃光弾を使って突入。 室内が光ったようにも見えました。 飯島榛菜記者 「今捜査員に囲まれ男が車に乗り込んでいきます」 捜査本部は、矢口容疑者を「午前7時13分」に逮捕。 事件から5日目、日曜の朝でした。 JR長野駅前3人殺傷事件 22日午後8時ごろ発生 五味徳人ディレクター 「今善光寺口のロータリーの方で もうすでに規制線が張られてて」 事件が起きたのは帰宅する人々が行き交う22日夜8時ごろ。JR長野駅善光寺口で刃物で左胸などを刺された丸山浩由さん・49歳が失血死。ほかに男女2人が重軽傷を負いました。 いずれも面識がなかったとみられる通り魔的な犯行。 久和健一郎記者 「今、容疑者を乗せた車が長野中央警察署に到着しました」 NNN取材団 北亮一記者 「今、容疑者とみられる男が車から降りてきました。長野中央警察署に入っていきます。」 捜査本部は他県からの応援を含め、およそ「220人態勢」で行方を追っていました。 ※県警捜査本部会見 吉沢敏刑事部長 「氏名・矢口雄資、男46歳。本日1月26日午前7時13分に殺人未遂罪で通常逮捕しました」 「多くの皆さまから多大なご理解とご協力をいただきまして、被疑者を逮捕することができました。心から感謝と御礼を申し上げます」 人々の日常を突然奪った凶行。 動機は何だったのかー。 事件の衝撃は、今も続いています。

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