受験生死亡の飲酒運転の現場で再発防止に向けた合同点検…飲酒運転撲滅へ警察が飲食店に協力呼び掛けも(福島)

雪が降る中、30日も多くの人が現場で手を合わせ花を手向けていました。 花を手向けた人は、「同じ年で19歳なので、これからの未来があって、勉強とかも頑張ってきて受験まできたと思うので気持ちを考えたらかわいそうだなと思って。気持ちだけお花あげて」と話していました。 現場では警察や市の職員らが手を合わせたあと、横断歩道の周辺などを確認しました。 現場の点検は大学入試の当日だった横見 咲空さん(19)が、軽乗用車にはねられ死亡し、運転していた池田 怜平容疑者(34)が酒気帯び運転などの疑いで逮捕された事件を受けて同じような被害を防ごうと行われました。 郡山警察署の相良 昭博交通第一課長は、「いろんな立場の道路管理者、地元の方が日々、感じるところがあるということをきょう話をもらったので、生かしていきたいと思っています」と話していました。 参加者からは車線や舗装の塗り直しや、植込みの高さを下げることなどの意見が出され、今後、具体的な対策が検討されます。 福島市では30日午後4時ごろ警察や交通安全協会などが飲食店などを回り、飲酒運転を防ぐための呼び掛けをしました。 車を運転する客に酒を提供すると飲食店側も罪に問われる可能性があり、警察は飲食店の協力が飲酒運転の撲滅に必要などと呼びかけていました。 飲食店の店主は、「車かどうか確認だったり、車で来ている場合は代行の手配だったりとか「うちでもできますので」という声掛けはさせていただこうと思っていました」と話しました。 この他、駅前を中心に150ほどの店が入る組合などを回り、協力を呼び掛けました。

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