2人で共謀し、他人のクレジットカードでスニーカ―6点など(販売価格約19万円)を買ったとして、札幌市などに住む兄弟が詐欺の疑いで逮捕されました。 札幌市に住む無職の兄(35)は2023年9月12日午後2時40分ごろ、岩見沢市に住む自称・左官工の弟(23)と共謀し、札幌市中央区北5条西2丁目の大型複合施設内にあるセレクトショップで、不正に入手した他人のクレジットカードでスニーカーなど6点(販売価格14万5750円)を購入し、だまし取った疑いが持たれています。 この約30分前、兄(35)は同じ店で長袖トレーナーなど2点(販売価格4万5100円)も同じカードで購入し、だまし取った疑いも持たれています。 被害の合計額は約19万円です。 同じ日にカードの持ち主が「クレジットカードを不正に利用されました」と警察に相談しました。 その後の捜査で、防犯カメラの映像などから2人の関与が浮上。容疑が固まった1月30日に逮捕しました。 警察は2人の認否や役割分担などを明らかにしていません。 警察は事件の経緯やクレジットカードの入手方法などを調べています。 兄の逮捕は4回目で、2024年11月と12月、2025年1月に建造物侵入や窃盗の容疑で逮捕されています。