銀行から融資名目で現金をだまし取ったとして、携帯電話販売会社の元社長らが逮捕された事件で、元社長が自ら銀行との融資交渉を行っていたことがわかりました。 警察によりますと携帯電話販売会社「アミックテレコム」の元社長、青木隆幸容疑者(68)と元専務、戸田直樹容疑者(50)ら男3人は2022年から翌年にかけて、虚偽の決算報告書を銀行に提出するなどして、融資金あわせて1億9000万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察は3人の認否を明らかにしていません。 その後の取材で、銀行との融資交渉は青木容疑者自らが行っていたことがわかりました。 警察は3人が融資を受けやすいよう決算報告書を粉飾していたとみて事件の実態解明を進めています。