去年11月に兵庫県尼崎市でパトカーに追跡されていた車が対向車に衝突するなどした事故をめぐり、51歳の男が逮捕されました。 危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、住居不詳・無職の阪口秀樹容疑者(51)です。阪口容疑者は去年11月、尼崎市の道路で軽乗用車を運転中、パトカーから追跡を受け、それを振り切ろうと対向車線を逆走。赤信号を無視して交差点に進入して玉突き事故を起こし、男女3人に重軽傷を負わせた疑いが持たれています。 阪口容疑者もけがで入院していたため、回復を待っての逮捕となりました。 当時、阪口容疑者の車の速度は時速約80キロだったとみられていますが、取り調べに対し阪口容疑者は「事故の影響で記憶がほぼない」などと話しています。