東京・新宿区歌舞伎町のカラオケ店で、当時12歳の中学1年生の女子生徒に性的暴行を加えた罪に問われている元衆議院議員の椎木保被告(58)に東京地裁は3日、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。 2024年12月に開かれた初公判では、おぞましい犯行の一部始終が明かされていた。当時の様子を報じた記事を再公開する。 (初出:「 週刊文春 電子版 」2024年12月8日配信。年齢、肩書は当時のまま) ◆◆◆ カラオケボックスの個室で全裸の少女と抱き合い、執拗にキスをしながら腰を振り続ける中年男。薄くなった頭髪が小刻みに揺れている。同店の従業員が目撃したのは、一線をとうに越えた獣の姿だった――。