入浴介助で転倒させ頭突きなど 80代男性に重傷負わせた疑い 介護士の男逮捕 当初は「転倒した」と説明

大阪府高槻市の高齢者向け住宅で、入所者の80代の男性を転倒させたり、頭突きをしたりして、重傷を負わせた疑いで介護士の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、高槻市の介護士・橋本聖平容疑者(31)です。 橋本容疑者はことし7月、高槻市にあるサービス付き高齢者向け住宅「はっぴーらいふ高槻」で、80代の男性入所者の右腕を引っ張ったり、転倒させたりしたほか、頭突きをして、けがをさせた疑いが持たれています。 男性は腰の骨を折るなど、全治約1か月の重傷です。 警察によると、橋本容疑者は男性の入浴を介助していた際に犯行に及んでいて、施設側には「転倒した」と説明していました。 一方、施設側や家族が男性に事情を聴いたところ、「橋本容疑者にやられた」などと話したため、警察に通報したということです。 調べに対し橋本容疑者は容疑を認めていて、警察は詳しい動機や余罪について調べています。 施設の運営会社は「利用者とご家族に大変申し訳ない。 今後このようなことが起こらないように見直していく」とコメントしています。

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