面識のない男性に対して「けじめをつけろ」などと迫り、現金を脅し取ろうとしたとして浜松市に住む無職の男が逮捕されました。 恐喝未遂容疑で逮捕されたのは浜松市中央区萩丘に住む無職の男（52）で、1月10日、県西部に住む男性（40代）に対して強い口調で迫り、現金を脅し取ろうとした疑いです。 警察によると、事件の前、被害に遭った男性の携帯電話に見覚えのない番号から着信があり、男が名前を名乗った上で「どこにいる？」と聞いたため、男性が居場所を答えたところ、男は「今から行く」と言って電話を切りました。 その後、男は男性のもとを訪ねると「ヤクザだったら親指じゃ済まないぞ！」「けじめをつけろ！」「毎月3万円払え」などと脅し、毎月5日に金を振り込むことを約束させたということです。 事件は2月3日になって男性が「お金を取られそう」と被害を届け出たことで発覚し、警察は男性の着信履歴などから男を割り出しました。 2人に面識はないということですが、警察は捜査に支障があるとして男の認否を明らかにしていません。 警察は男が暴力団の関係者である可能性もあるとして、余罪の有無などについて調べています。