宮城県塩釜市内の自宅で同居していた男性の遺体を放置していたとして、無職の女が逮捕された事件で、男性の姿は、少なくとも1,2週間前から目撃されていなかったことがわかりました。 死体遺棄の疑いで逮捕された宮城県塩釜市の56歳の無職の女の身柄は、5日朝、仙台地方検察庁に送られました。警察によりますと女は、1月に同居する68歳の男性が自宅で死亡していたことを知りながら、2月3日までの間、そのまま放置していた疑いが持たれています。司法解剖の結果、男性の死因は病死でした。 近隣住民によりますと、1月半ばごろから男性の姿が見えなくなったということです。 近所の人: 「年越してから何回か見ていたが、ここ1〜2週間以上前くらいから見ないと気づいた」 近所の人: 「毎日(外に)出ていた人が、急にでなくなって、なんで出ないのかどこか病気して入院しているのかと」 警察の調べに対し女は「どうしていいかわからなかった」などと供述し、容疑を認めているということで、警察が事件の経緯について調べを進めています。