東大阪市の山中で切断された男性の遺体が見つかり、28歳の男が逮捕された事件で、容疑者とみられる人物が被害者の口座から現金50万円を引き出していたことが分かりました。 先月25日、東大阪市山手町の山中で国土交通省の職員・神岡孝充さん(52)の遺体が頭部や手足などが切断された状態で見つかり、死体遺棄の疑いで大阪市中央区の同じマンションに住む大木滉斗容疑者(28)が逮捕されました。大木容疑者は容疑を認めています。 神岡さんは去年12月28日ごろに亡くなったとみられ、死因について警察は窒息の疑いがあるとしています。 その後の捜査関係者への取材で、先月10日、大阪市生野区のコンビニ店のATMで大木容疑者によく似た人物が神岡さん名義のキャッシュカードで現金50万円を引き出す姿が防犯カメラに映っていたことがわかりました。 警察は大木容疑者の事件の動機などについて調べを進めています。