「あまりの激しさにビリヤード台に吐いてしまった」ディディによるレイプ被害を訴えたタリア・グレイブス、「残酷すぎる」その状況とは?

*この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ディディの事件での被害者とされる人々の中で、タリア・グレイブスはドキュメンタリー番組「The Fall of Diddy」のカメラの前で証言することに同意した人物のひとりだ。 このドキュメンタリー番組は公開後、大きな話題を呼んだ。その理由は、約30人の証言が新番組「The Fall of Diddy」に深みを加えているからだ。共同監督を務めるヨルバ・リチェンは、この事件がいかにしてアメリカのラップ界の大スターを転落させたのかを振り返った。参考までに、2023年11月、カサンドラ・ヴェンチュラ(芸名:キャシー)が、元交際相手であるディディに対し、2005年から2018年にかけてのレイプと身体的暴力で告訴した。彼女がこの件を公にしたことで、ラッパーによる虐待に関する証言が次々に出てきている。 2024年9月16日、ディディはニューヨークで逮捕され、すぐに組織的恐喝、売春斡旋、州間での売春婦輸送の容疑で起訴された。彼は現在、勾留中であり、ニューヨークでの裁判は2025年5月5日に開始される予定だ。ラップ業界での華々しい成功にもかかわらず、彼の不正行為はついに彼を追い詰め、その転落はさらに激しくなった。ドキュメンタリー番組のエピソードでは、被害者とされる人物たちがラッパーと接触する中で経験した出来事を証言している。タリア・グレイブスは、24年前に自身が受けたレイプについてカメラの前で語った。

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