東京都新宿区歌舞伎町のカラオケ店の一室で、女子中学生に性的暴行を加えたとして、不同意性交の罪に問われた元衆院議員の椎木保被告(58)に対して、東京地裁(村田千香子裁判長)は懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。 判決によると、「被害者の未熟さに乗じた犯行は卑劣であり、刑事責任は重大だ」としつつも、被害弁償が済んでいることなどを考慮して、執行猶予付きの判決としたとされる。 昨年の12月24日に東京地裁で開かれた第2回公判では、げっそりとやせ細った姿で現れた椎木被告の被告人質問が行われた。そこで明らかになった衝撃の犯行内容とは——。 初公判、および第2回公判を法廷で実際に傍聴した「学生傍聴人」がお届けする。 * * *