クリスマスカードはがしたらコカイン 密輸未遂容疑で横浜税関が告発

クリスマスカードに麻薬を隠して密輸しようとしたとして、横浜税関は10日、デザイナーの田中雄大容疑者(45)=東京都墨田区=を関税法違反(輸入禁止貨物の輸入未遂)容疑で横浜地検に告発し、発表した。認否は明らかにしていない。 告発容疑は昨年1月22日、粉末状のコカイン約0・99グラム(2万5千円相当)をドイツから自宅宛てに国際郵便で密輸入しようとしたというもの。 税関によると、職員がX線検査装置で、コカインの入った袋の影を確認し、麻薬探知犬などで検知した。クリスマスカードに印刷された模様と同じ模様の紙片を袋の上に貼る手口で、コカインが隠されていたという。 この事件で、田中容疑者は1月28日、神奈川県警鶴見署に、麻薬及び向精神薬取締法違反(輸入)容疑で逮捕されていた。(手代木慶)

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